全部、青い。

幌以外は全部、青い愛車ホンダS2000「ブルーマーメイド号」で休日にVTECサウンドをまき散らしながらあちこち暴走するのが何よりの楽しみですが、この夏新たな相棒が加わりました。デジタル一眼レフカメラ「ニコンD7500」で、コンパクト(?)デジカメ「富士フィルムX30」と用途によって使い分けて楽しんでいます。これまで愛用していたのが2008年発売の「ニコンD90」なので、実に10年ぶりの一眼レフ購入となりました。
僕は中学生のころから1987年のNHK特集「地球大紀行」を夢中で見てたほどの地形マニアで、大陸移動説を提唱したアルフレート・ヴェーゲナーは師匠だと思っています。
そんな僕にとっての聖地が裏磐梯とフォッサマグナ西辺(糸魚川静岡構造線)です。白馬のスキー場に好んで行くのもそのためですが、天気のいい日に八方尾根や栂池高原のゲレンデ上部に上がると雄大な大地溝帯の連なりがハッキリ見てとれ、ワクワクします。
新潟県糸魚川市のフォッサマグナパークでは日本を東西に分断する断層露頭を実際に見学でき、一部のマニアに超おススメです。
そしてこの夏、D7500のデビューの場としてブルーマーメイド号で向かったのが裏磐梯です。ここはなんといっても明治の大噴火で大規模な山体崩壊を起こした荒々しい絶景が魅力で、普通は絶対見れない山の断面を直接見ることができます。また、この山体崩壊で発生した大量の土砂くずれによって現在の檜原湖や五色沼が誕生しました。NHK「ブラタモリ」にも登場した裏磐梯高原ホテルの中庭に面する弥六沼越しの磐梯山は絶景で、宿泊客でなくてもロビーを突っ切って訪れることができ、おススメの撮影スポットです。ただ、毘沙門沼などの五色沼からだと森や流山(山体崩壊時の土砂で出来た小山)にじゃまされてあまり磐梯山が見えません。できるだけ磐梯山の崩壊部を撮影するなら檜原湖北岸まで行って望遠で撮影するといいでしょう。近くに山塩ラーメンのおいしい店もあります。
この夏、裏磐梯は空も湖も全部青かった(D7500の風景モードのせいかも)!

18.10.14 Sunday｜カテゴリー：趣味